ジェイックの就職支援サービス、「就活AI」が40万回利用突破

■ChatGPT技術を活用した「就活AI」、リリースから1年半で急成長

 ジェイック<7073>(東証グロース)は12月6日、子会社のエフィシエントと共同開発したAIツール「就活AI」の総利用回数が、リリースから約1年半で40万回を突破したと発表。同ツールは、ChatGPT技術を活用し、自己PRや志望動機の作成・添削を無料で行えるサービス。2023年5月のリリース以降、求職者の多様なニーズに応える形で利用が急増。月間利用件数も伸び続けており、今年2月の10万回突破からわずか10カ月で4倍に到達した。

 利用者の属性分析によると、総利用回数の50.1%を学生が占める一方、29.1%が社会人、9.4%が第二新卒と、転職を含む幅広い層に対応している点が特徴的だ。特に新卒学生の就職活動は年々早期化しており、「リクルート 就職みらい研究所」の調査によれば、2025年卒学生の内定率は今年6月時点で82.4%に達している。こうした環境下で、「就活AI」は学生生活と就職活動の両立を支援しつつ、効率的な活動を実現するツールとして注目されている。

 「就活AI」では、自己PRや志望動機の作成・添削のほか、面接想定質問の提示や逆質問の作成など、多機能を搭載している。また、関連サービスである自己分析ツール「Future Finder」やAI面接練習アプリ「steach」との連携を強化し、就職活動全体のタイムパフォーマンス向上を目指している。ジェイックは、2026年卒学生が就職活動のピークを迎えるタイミングに向け、新機能を追加するなど、さらなるサービスの拡充を計画中だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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