ネオジャパンが後場一段と出直る、高度で専門性の高い生成AIサービス会社との提携を好感、期待強まる

■プライベートクラウド環境が必須のユーザー層に生成AIサービスを推進

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は12月9日、再び出直りを強める相場となり、後場は一段と上げて5%高の1953円(94円高)まで上げ、約1週間ぶりに900円台を回復している。業務効率化、情報共有、ペーパーレス化などの業務課題解決やノーコード業務アプリ作成などのクラウド型グループウエア『desknet’s NEO(デスクネッツ・ネオ)』などを提供し、12月4日、企業データをRAG(検索拡張生成)で取り込むことができる「neoAI Chat」などの高度で専門性の高い生成AIサービスを提供している株式会社neoAI(東京都文京区)との業務提携を発表、翌日から断続的に上値を追う相場になっている。

 ネオジャパンの第2四半期決算(2024年2月~7月:中間期、連結)は営業利益が前年同期比40.8%増加するなど大幅に拡大し、通期・25年1月期の予想は営業利益を前期比23.8%増とするなど、大幅増で最高を更新する見込みだ。

 今回の業務提携は、ネオジャパンが持つ中小企業を中心とした幅広いユーザー層に対し、より高度な生成AIサービスを低コストに提供すること、また自治体・金融機関などオンプレミス・プライベートクラウド環境での提供が必須となるユーザー層に対して生成AIサービスの提供を推進することという両社の目的が合致し、提携の締結に至った。今後は両社サービスの連携を深めるとともに、共同での提案活動を強化して行くとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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