■政治局会議に続き中央経済工作会議が予定され注目強まる
安川電機<6506>(東証プライム)は12月10日、5%高の4210円(194円高)で始まった後4300円台へと上げ幅を広げ、大きく出直っている。中国景気敏感株のひとつと位置付けられており、中国・新華社の配信に関する報道などを受けて中国政府が積極財政などの経済政策を強化する期待が高まっている。
日経速報ニュースは10日、「中国国営新華社によれば、中国共産党は9日に開いた中央政治局会議で2025年の経済活動について分析し『より積極的な財政政策と、適度に緩和的な金融政策を実施しなければならない』と指摘した」などと伝えた。中国では、今週中に中央経済工作会議も開かれる見込みとされており、当面の経済政策に期待が強まる可能性が言われている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)