■8万3千食を届ける支援の輪―全国388店舗が協力
餃子の王将を運営する王将フードサービス<9936>(東証プライム)は12月12日、2024年冬休み期間中に全国の子ども食堂等へ「お子様弁当」を無償で提供すると発表した。この取り組みは、2021年から始まり、今回で11回目を迎える。期間は12月26日から27日、翌年1月6日から15日までの計12日間で、全国388店舗が参加。約8万3千食を提供する予定である。
■子ども食堂の声、地域に広がる支援の輪
これまでの累計提供食数は76万食に達し、全国で1000を超える子ども食堂や関連団体が活動に参加している。運営者や子どもたちからは「栄養だけでなく心も満たされた」「困っている人を助ける存在を知る良い機会になった」との声が寄せられ、支援の輪が広がっている。この活動を通じて、近隣に店舗がない子どもたちにも餃子の王将の味を届けることができている。
同社は、子どもたちの成長を支えるこの活動を「サステナビリティの一環」として位置づけ、従業員も情熱をもって取り組んでいる。食を通じて社会に貢献し、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けて、今後も全力を尽くす姿勢を示している。この活動は、企業の社会的責任を果たす新たなモデルとして注目されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)