イトーキが再び上値を探る、都心オフィス空室率6カ月連続低下などで注目度強い

■「連続増配濃厚」などの高評価も出て再び値動き活発

 イトーキ<7972>(東証プライム)は12月18日、再び上値を探る相場になり、1681円(51円高)まで上げた後も堅調で、約1か月前につけた戻り高値1709円に向けて出直っている。オフィス家具の大手で、18日発売の「会社四季報」最新号(東洋経済新報社)が「最高純益」「連続増配濃厚」と高く評価したことなどを受け、注目が再燃する様子となった。

 約1週間前には、「都心オフィス空室率、6カ月連続低下、11月は4.16%」(日経電子版12月12日夕方)と伝えられ、事業環境の好調さが見直された。企業は職場環境の向上を図るため、オフィスの移転・拡張に動いているようだとされ、オフィス家具の入れ替え、更新に繋がる要因になっている。目標株価を2300円とする大手証券の投資判断も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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