キオクシアHDが後場一段高、きょう上場、前引けの1508円(公開価格の53円高)から1689円(234円高)まで上げ活況高

■公開価格は1455円、7~9月は売上収益、営業利益が過去最高

 11月18日に新規上場となったキオクシアHD(キオクシアホールディングス)<285A>(東証プライム)は、後場、一段と上げ幅を広げ、前引けの1508円(公開価格1455円の53円高、4%高)から13時50分にかけては1689円(同234円高、16%高)まで上げている。

 旧・東芝メモリ株式会社で、2019年10月に社名をキオクシア株式会社へと変更。2025年3月期・第2四半期(7~9月)の連結業績は、PC・スマートフォン向け需要で在庫調整の影響があったものの、データセンター・エンタープライズ向けSSDの強い需要などにより出荷量(記憶容量ベース)が増加し、売上収益、営業利益は過去最高となった。

 PC・スマートフォン向け需要は季節性要因に加えて顧客の在庫が高水準となっており、需要が弱含む状況が短期的に継続すると予想している一方、データセンター・エンタープライズSSDの需要は、AI用途での大容量SSDへの需要拡大を背景に増加を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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