■生活をあらゆる面でサポートする新たな保険サービスの開発に両社で協業
And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は12月19日、買い気配を上げて始まり、ストップ高の1116円(150円高、16%高)で始値をつけて急伸スタートとなっている。12月18日の夕方、第一生命HD(第一生命ホールディングス)<8750>(東証プライム)との資本業務提携を発表し、2025年9月までに議決権割合の15.74%を第一生命HDが保有する予定とし、買い材料視されている。第一生命HDは第2位株主になる予定。自己株式処分をともなうため、自己株式の取得(自社株買い)も行うと発表した。
発表によると、第一生命HDでは、これまでの、狭義の生命保険業を継続するのみではなく、契約者の日々の生活をあらゆる面でサポートする保険サービス業への変革を実現する方針。And Doホールディングスが展開する『ハウス・リースバック』や、高齢者が自宅に住み続けながら保有不動産を活用し、老後の生活資金の確保が可能となる『リバースモーゲージ』保証、不動産売買事業などを活用することが有効な手段と考え、協業を検討するに至り、資本業務提携に関する提案を行った。この資本業務提携を通じて、『リバースモーゲージ』保証や『ハウス・リースバック』を始めとして、不動産と金融を融合させたサービスへの取組を推進していく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)