■一方、ホンダは2日続落模様、三菱自の「合流」含め推移を注視
日産自動車<7201>(東証プライム)は12月19日、午前10時にかけて7%高の446.8円(29.2円高)まで上げる場面をみせ、昨18日のストップ高に続いて大きく出直っている。引き続き、18日早朝に伝えられたホンダ<7267>(東証プライム)との経営統合の観測が買い材料視され、株価2ケタ銘柄を除くと東証プライム銘柄の出来高1位。中間決算で90%減となった営業利益の立て直しなどに期待が出ている。
両社の経営統合の観測を巡り、19日は、「来週統合協議入り」「23日にも経営統合に向けた協議に入る」(日本経済新聞12月19日付朝刊)などと伝えられ、一段と注目が強まった。ただ、ホンダの株価は2日続落模様となっており、経営統合の場合、ホンダには負担がかかるとの見方が投影されている様子だ。統合に向けては、三菱自動車工業<7211>(東証プライム)も含めた3社統合の可能性が言われており、推移が注視されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)