KADOKAWAとソニーが500億円規模の戦略的資本業務提携、グローバルIP展開を強化
- 2024/12/19 18:43
- IR企業情報
■共同出資やクリエイター発掘、メディアミックス推進で合意
KADOKAWA<9468>(東証プライム)とソニーグループ<6758>(東証プライム)は12月19日、戦略的な資本業務提携契約を締結したと発表。ソニーは2025年1月7日に約500億円でKADOKAWAの新株式1205万4100株を取得し、既存保有分と合わせて約10%の株式を保有する筆頭株主となる。
両社は今後、KADOKAWAのIPのグローバルでの実写映画・ドラマ化やアニメ作品の共同制作、ソニーグループによるアニメ作品のグローバル流通拡大、ゲームのパブリッシング拡大などを推進する。さらに、バーチャルプロダクションの促進と普及のための人材育成についても具体的な協業を進める。
KADOKAWAの夏野剛CEOは同提携により、IP創出力の強化とグローバル展開の加速を見込むと述べ、ソニーの十時裕樹COOは、KADOKAWAの豊富なIP創出力とソニーのグローバル展開力を組み合わせることで、両社の企業ビジョンの実現を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)