デジタルガレージとりそなHDが医療業界特化型オンライン決済サービスを提供開始、医療DXを推進する「CurePort」始動

■患者と医療機関双方の利便性向上を実現する新サービス

 デジタルガレージ<4819>(東証プライム)とりそなホールディングス<8308>(東証プライム)は12月19日、医療業界向けオンライン決済サービス「CurePort(キュアポート)」の提供を2024年12月19日から開始したと発表。同サービスは、国内初となる大手決済代行事業者と大手金融機関による共同事業運営である。

 日本のヘルスケア産業は2022年時点で25兆円規模であり、2050年には77兆円まで拡大が見込まれている。この中で医療機関では業務効率化や感染予防のニーズが高まっているが、専用機器の設置やIT人材不足などが障壁となり、診療費の支払いは現金が主流となっている。

 「CurePort」は、専用アプリに診察券番号と決済情報を登録することで、診療後の支払いをスムーズに行うことができる。また、決済専用端末が不要で、電子カルテ・レセコンとの連携が可能であり、医療機関の業務効率化とDXを実現する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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