■活動×居心地×機動性、3つのキーワードが実現する理想のオフィス
イトーキ<7972>(東証プライム)は、2024年11月に本社オフィス兼ショールーム「ITOKI DESIGN HOUSE」を改修・リニューアルオープンしたと発表。この新しい空間は、「活動×居心地×機動性」をキーワードに、社員が実際に働く環境を公開しながら、未来の働き方を模索する場として設計されている。エントランスから執務エリアに至るまで、人々が「働きたくなる」空間を目指しており、国内外のゲストが訪れる場としても機能する。イトーキはこのプロジェクトを通じ、従来の無機質なオフィスデザインから脱却し、従業員満足度向上に寄与する空間づくりを追求している。
■働きたくなる空間デザインを提示:11階改修プロジェクト
「ITOKI DESIGN HOUSE」11階では、特に五感を刺激する空間設計が注目されている。外装材を用いたワークテラスエリアは、外との隔たりを最小限に抑え、自然と共生するデザインを採用。執務エリアでは、効率的な作業環境に加え、居心地の良さを重視した設計を施している。こうした取り組みは、働き方の多様化が進む現代において、企業の人材戦略や経営理念の体現に直結するものとして評価されている。また、本事例を紹介するデザインギャラリーサイト「ITOKI WORK-Style Design」では、最新のデザイン事例やデザイナーの視点を通じて、来訪者が具体的なヒントを得られる内容を提供している。
イトーキは、本プロジェクトを「未来の働き方を共にデザインする」取り組みの一環と位置づけている。同社は、オフィス環境のリニューアルを検討する企業に向けたデザイン提案やコンサルティングを積極的に展開中だ。「ITOKI DESIGN HOUSE」は、単なるオフィスではなく、働き方の未来を描く発信地としての役割を担う。多様な働き方を受け入れ、デザインとテクノロジーを融合させたこの空間は、企業価値の向上や従業員エンゲージメントの強化を目指すすべての企業にとって、模範となるモデルケースと言えるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)