GFA、育毛剤メーカー「エムワン」を子会社化しヘルスケア事業へ本格参入
- 2024/12/23 08:17
- IR企業情報
■「M-1シリーズ」の成長性に着目、中国市場への進出も視野
GFA<8783>(東証スタンダード)は12月20日、取締役会において、育毛ケアブランド「M-1シリーズ」を展開するエムワンの完全子会社化を決議した。エムワンは15年以上の歴史を持つ育毛ケアブランドを展開しており、2024年10月末までのシリーズ累計出荷本数は192万本を達成している。同社は2013年に世界毛髪研究会議で最優秀プレゼンテーション賞を受賞するなど、高い商品力を持つ企業である。
同件の株式取得価額は3億5000万円で、アドバイザリー費用1700万円を含む総額3億6700万円となる。エムワン社の事業利益は年平均で1~1.2億円前後で推移しており、特にテレビショッピングでの販売が好調である。GFAは、今後の事業展開として中国をはじめとするアジア圏市場への進出も視野に入れている。
エムワンの土金輝行代表取締役は、既にGFA社の執行役員に就任しており、今後も経営に参画する。2024年11月からは新商品「M-1育毛ローションN」の販売を開始し、代理店開拓による販路拡大も進める。株式譲渡日は2025年1月10日を予定しており、GFA社のヘルスケア事業部門の中核を担う事業として成長を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)