シャープ、液晶工場跡地をソフトバンクへ1000億円で譲渡へ

■AIデータセンター建設向け、液晶パネル工場跡地を売却

 シャープ<6753>(東証プライム)は12月20日、取締役会において、同社及び子会社が保有する液晶パネル工場関連の固定資産をソフトバンク<9434>(東証プライム)へ約1000億円で譲渡することを決議したと発表。譲渡対象は土地約45万平方メートルと延べ床面積約84万平方メートルの建物等である。

 この譲渡は、ソフトバンク社が検討している大規模なAIデータセンターの構築に向けたものである。シャープは、アセットライト化を通じてブランド事業を中心とした事業構造の確立を目指すとともに、ソフトバンク社のAIデータセンター構築に協力していく方針である。両社は今後も協議を継続し、契約締結後に改めて詳細を開示する予定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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