■三菱自とともに3社で世界3位の企業体をめざすことになるもよう
ホンダ(本田技研工)<7267>(東証プライム)は12月23日、1244.0円(14.5円高)で始まった後も堅調に推移し、日産自動車<7201>(東証プライム)との経営統合観測が伝えられた後の下げから持ち直している。「23日、経営統合に向けて本格的な協議に入ると発表する」(共同通信12月23日朝)と伝えられており、具体的な展望などに期待が出ているもようだ。日産自は朝寄り後に一時431.4円(11.6円安)まで軟化する場面があったが、ほどなく堅調相場に転換した。
報道では、「(シャープの買収で知られる台湾の半導体大手)鴻海による買収を阻止するためとの見方がある」と触れているが、三菱自動車工業<7211>(東証プライム)とともに3社で「世界3位となる巨大連合の枠組みを固める」方向を示すことになるもようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)