■今回は上限46万株(自己株式を除く発行株数の2.85%)
アスカネット<2438>(東証グロース)は12月23日、6%高の457円(26円高)まで上げた後も堅調に売買され、2013年以来の安値圏から出直っている。前取引日・20日の15時30分に自己株式の取得(自社株買い)を発表、株主還元の充実を図るとともに、経営環境の変化に対応し機動的な資本政策の遂行を可能とするし、好感されている。
20日に発表した自社株買いは、取得上限株数46万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.85%)、総額200百万円、取得期間は2024年12月23日から25年4月30日までの予定とした。
同社の自社株買いは、24年6月に実施した34万株(この時点での自己株式を除く発行済株式総数の2.07%)の買付(東証の自己株式立会外買付取引ToSTNeT-3に委託する自社株買い)に続くもので、株式価値の向上につながり、広義の株主還元策になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)