東北電力、生成AIインフラサービスで業務提携、GPU活用によるDX加速目指す
- 2024/12/24 08:38
- IR企業情報
■高性能GPUによる計算力提供で、地域のデジタル化を推進
東北電力<9506>(東証プライム)は12月23日、ゲットワークスおよびGXテクノロジーと、生成AIインフラサービスの新規事業創出に向けた業務提携を締結したと発表した。この提携は、急速に拡大する生成AIの開発・利用に必要なGPUの需要に対応するものである。
東北6県および新潟県において、生成AIの普及に伴うGPUニーズが急増している状況を受け、3社は各々の強みを活かした協力体制を構築する。東北電力の電気・エネルギーの知見、ゲットワークスのコンテナ型データセンター設計とGPUクラウドサービスの開発力、GXテクノロジーのコンテナ型データセンター運用・保守の技術力を組み合わせ、最新のGPUを搭載したコンテナ型データセンターによるクラウドサービスの共同開発を進める。
東北電力は本同提携に加え、エクサウィザーズ<4259>(東証グロース)とのAIサービスの新規事業創出に向けた業務提携も進めており、これらの取り組みを通じて地域のDX加速に貢献する方針である。2024年度中のGPUクラウドサービス提供開始を目指し、東北6県および新潟県をはじめとした国内における生成AIの利活用を促進することで、地域住民の快適・安全・安心なくらしを実現するスマート社会の構築を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)