日本エム・ディ・エムの今期第2四半期業績は、増収大幅増益

■国内では、人工関節製品、骨接合材料製品が堅調に推移、米国では人工関節製品が順調に推移

 日本エム・ディ・エム<7600>(東1)の今期第2四半期業績は、増収大幅増益。

 16年3月期第2四半期連結業績は、売上高61億72百万円(前年同期比16.0%増)、営業利益6億91百万円(同40.5%増)、経常利益5億96百万円(同47.2%増)、純利益3億33百万円(同54.6%増)と2ケタ増収大幅増益であった。

 売上高は、国内において、米国子会社ODEV社製の人工関節製品、 骨接合材料製品が堅調に推移し、また脊椎固定器具製品が大幅に伸張したことから、前年同四半期比10.0%増となった。米国では人工関節製品が順調に推移し、外部 顧客への売上高は前年同四半期比29.3%増(USドルでは10.2%増)と大幅に伸張した。その結果、自社製品売上高比率は85.0%(前年同四半期は79.0%)に上昇した一方、急激な円安進行等の影響により売上原価率は29.0%(前年同四半期は28.2%)となった。しかし、増収効果と、自社製品比率が高まったこともあり、利益面で大幅な増益となった。

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