インフォマートの第2四半期は主力のASP受発注事業が順調に推移していることから2ケタ増収増益

■ASP受発注事業は2ケタ増収増益、ASP規格書事業は大幅増収増益

 インフォマート<2492>(東1)の第2四半期は、主力のASP受発注事業が順調に推移していることから、2ケタの増収増益であった。

 第2四半期連結業績は、売上高41億46百万円(前年同期比14.2%増)、営業利益15億32百万円(同10.4%増)、経常利益15億30百万円(同10.1%増)、純利益9億54百万円(同12.6%増)であった。

 同社が主に事業を展開する国内のBtoB市場は、2014年のインターネットによる企業間電子商取引が前年比5.0%増の195兆円、すべての商取引に対する電子商取引の割合であるEC化率が前年比0.4ポイント増の18.3%と、着実に比率が高まっている。

 この様な中で、同社は、継続的な事業の成長と収益性の向上を目標に「ASP受発注事業」、「ASP規格書事業」、「ES事業」の各システムの利用企業数、システム取引高の増加によるフード業界BtoBプラットフォームの利用拡大及び全業界に対応したBtoB電子請求書プラットフォームの標準化の推進を行った。

 その結果、ASP受発注事業の業績は、売上高24億54百万円(同14.3%増)、営業利益12億52百万円(同18.8%増)と2ケタの増収増益であった。
 ASP規格書事業は、売上高7億03百万円(同30.0%増)、営業利益2億34百万円(同50%増)と大幅増収増益。
 ES事業は、売上高9億22百万円(同5.8%増)、営業利益65百万円(同72.3%減)と増収ながら、利益面ではソフトウェア償却費の増加により大幅な減益となった。
 その他は、売上高96百万円(前年同期は96百万円)、営業利益△15百万円(前年同期は△55百万円)と赤字幅が大幅に縮小。

 通期連結業績予想は、当初予想通りで2ケタの増収増益を目指す。

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