エプコ、skyACEと資本業務提携、CAD/BIM開発強化へ
- 2024/12/26 08:48
- IR企業情報
■ベトナム開発拠点の活用でシステム開発力を強化
エプコ<2311>(東証プライム)は12月25日、CAD/BIMシステム開発を得意とするskyACEとの資本業務提携を発表した。エプコグループは「CARBON NEUTRALITY」を目指す「HCDs」をパーパスに掲げ、設計・メンテナンス・再エネの3事業を展開している。一方のskyACEは「Smart & Speed Solutions」をモットーに、建設業界向けのBIMカスタマイズ開発やCADカスタマイズ開発に強みを持つシステム開発会社である。
今回の提携により、skyACEの高度なCAD/BIM開発技術とベトナムにおけるオフショア開発ネットワークを活用し、エプコのシステム開発競争力の強化およびコスト優位性の確保を目指していく。これにより、既存の設備設計サービスに加え、デジタル技術を活用した高付加価値なソリューション提案が可能となり、建築業界のDX推進を加速していく。
エプコの吉原信一郎CFOは、IT人材不足が課題となる中で、skyACE社の技術力とベトナムIT人材ネットワークの活用により、高度なシステム開発体制の構築が可能となることへの期待を示した。一方、skyACEのレティエンチエン代表取締役は、ベトナムの2拠点(総勢130名)を活用し、生成AI技術の進化に対応しながら、設計業務のDX・省人化やBIMの実用化を目指す姿勢を表明している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)