J.フロント リテイリングが一段高で始まる、9~11月の売上収益12.3%増加など好感

■期初から累計(1~11月)の売上収益も同10.3%増加

 J.フロント リテイリング<3086>(東証プライム)は12月26日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の2094.5円(100.5円高)まで上げ、約5か月ぶりに2000円台を回復している。25日の15時30分に発表した第3四半期決算が好調で、期初からの累計連結売上収益(1~11月)は前年同期比10.3%増加し、直近の四半期(9~11月)の連結売上収益が前年同期比12.3%増加。買い先行となっている。

 1~11月は、国内売り上げが堅調に推移したことに加え、インバウンド売り上げも好調で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同71.4%増となった。2月通期の予想は全体に据え置いたが、上振れ期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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