日経平均が後場一段高、4万円の大台まで500円に迫る、30日大納会の4万円乗せに現実味

東京証券取引所

■年内の取引日はあと2日、利上げへの警戒感が後退

 12月26日午後の東京株式市場では、日経平均が一段高となって上げ幅300円を超え、13時40分には3万9522円09銭(391円66銭高)と上値を追っている。4万円の大台まで500円弱に迫った。日銀総裁の昨日午後の経団連での講演などを受け、しばらく利上げは行われないとの見方が広がっているもよう。これを受けて円安も再燃し、買い材料視されている。年内の取引日は12月30日まであと2日間。日経平均4万円の大台まで500円と少々に迫っている。

 26日は12月期末の配当、株主優待を得るための買付期限(権利付き最終日)とあって、配当や優待を意識する買いもあるもよう。ただ、たとえばキヤノン<7751>(東証プライム)は小安いなど、必ずしも配当狙いの買いは多くない様子のため、より広い視野の先高期待から幅広く買われていると見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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