テクミラホールディングス、HRTechベンチャーRetoolを買収し子会社化へ

■DXサービスの事業領域拡大と人材獲得戦略の強化を図る

 テクミラホールディングス<3627>(東証スタンダード)は12月26日、取締役会において、Retool(東京都新宿区)の株式を取得し、子会社化することを決議したと発表。取得株式数は333万株で、取得価額は2億8000万円。これにより、同社の議決権所有割合は66.6%となる。

 テクミラホールディングスグループは、AI健康アプリ「カロママプラス」やウォーキングイベントサービス「Renobody」などのHelthTech領域、プリペイド決済サービス「ValueWallet」などのFintech領域で独自のDXサービスを展開している。一方、Retoolは、スカウトシステム「HABUKU」やマネジメントDXサービス「Retool」を展開するHRTech分野の成長ベンチャーである。

 今回の子会社化により、テクミラホールディングスグループは事業領域の拡大と人材獲得戦略の強化を図っていく。また、法人事業やSaaS事業での営業・マーケティング面での連携、AI技術を活用したサービス強化や新規サービスの創出など、様々な分野でのシナジー効果を目指す。なお、2025年2月期の連結業績への影響は軽微となる見込みである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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