DWTIが急伸、緑内障・高眼圧症治療剤タイで承認、実施料の受領など好感

■12月中旬に急騰、調整をはさんで急激に切り返す

 DWTI(デ・ウエスタン・セラピテクス研究所)<4576>(東証グロース)は12月30日、急伸相場となり、29%高の210円(47円高)まで上げた後も200円台で売買されている。27日の夕方、同社創生の製剤を導出した興和(株)の緑内障・高眼圧症治療剤「グラアルファ配合点眼液(国内製品名)」がタイで承認を取得したことと、興和から契約に基づく実施料を受領することを発表。買い材料視されている。

 発表によると、同治療剤は、世界で初めての組み合わせとなる配合点眼剤で、既存の配合点眼剤と薬理学的な作用点が異なるため、様々な緑内障・高眼圧症治療剤との併用が可能。2022年12月より興和が国内販売を開始している。DWTIの株価は、12月16日から急伸相場を演じ、同日に発表した再生医療用細胞製品「DWR-2206」に関する臨床試験などが買い材料視された。直近は、この急伸相場の高値254円(12月20日)に向けて急激に切り返している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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