■10月にM&Aで中国の投資家向け不動産事業を強化
ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は12月30日、7%高の85円(6円高)まで上げた後も堅調に売買され、再び出直りを探る相場となっている。横浜を地盤に不動産業を行い、10月には、収益性の高い不動産を中国の投資家に販売する事業を共同展開することについて、東京都豊島区の不動産会社を連結子会社化した。12月に入り、「中国人向けビザ、政府が発給要件緩和へ、往来拡大後押し」(日経電子版12月4日)などと伝えられ、中国の投資家向け不動産事業にとって追い風との見方が出ている。
今12月通期の見通しは、2月に公表した予想を継続し、売上高を3678百万円(前期比73.0%増)、営業利益を94百万円(同76.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は75百万円(同84.8%増)としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)