■ドローンを使った防除事業など拡大
Terra Drone(テラドローン)<278A>(東証グロース)は12月30日、次第に上げて大幅高となり、13時にかけて20%高の2960円(498円)をつけ、ほぼ4週間ぶりに上場来の高値を更新している。12月24日にマレーシアの大規模パーム農園で高精度ドローンを活用したミノムシ防除を開始と発表し、以後、出直りを強めてきた。1月決算銘柄で、今期・2025年1月期は各利益とも赤字を見込むが、株式市場ではその先を展望している様子だ。
「測量」「点検」「農業」などの領域でドローンによるワンストップソリューションを提供し、11月29日に新規上場。今1月期の業績見通しは、売上高が41億22百万円(前期比39.1%増)。営業利益は農業事業の譲受による人件費の増加等により損失669百万円、親会社株主に帰属する当期純利益も460百万円の損失としているが、株価は12月中旬を底として次第に持ち直す展開となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)