Jトラストは後場も一段ジリ高、国内と東南アジアで好調、来期を展望する先取り買いも

■この第3四半期は営業収益が過去最高、M&A要因除けば増益

 Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は12月30日、後場も一段ジリ高となり、14時30分にかけて477円(26円高)まで上げて4か月前につけた戻り高値487円に迫っている。国内や韓国・モンゴル、東南アジアで金融事業を行い、東南アジア事業で主力のインドネシアと国内は貸出金残高や債務保証残高が11月まで連続最高を更新して好調。12月決算の発表は2月13日の予定で、期待の強まる展開になっている。

 11月に発表した第3四半期決算(2024年1~9月・連結、IFRS)は、売上高に相当する営業収益が前年同期比14.8%増加し、第3四半期としては過去最高に達した。各利益は減益だったが、営業利益、当期純利益とも「23年12月期に計上したM&Aによる会計上の特殊要因を除けば」(決算説明資料より)増益だった。来期・25年12月期は収益拡大などが本格化する可能性があるとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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