商船三井が上場来の高値を更新、「LNG船4割増」と伝えられ注目再燃

■一段高で始まり日経平均の下げに逆行

 商船三井<9104>(東証プライム)は1月6日、一段高で始まり、5640円(132円高)まで上げて株式分割を考慮した上場来の高値を更新、その後も堅調に売買されて日経平均の下げに逆行している。「商船三井など海運3社、LNG船4割増、安定供給へ1兆円、米国の生産増見込む」(日本経済新聞1月6日付朝刊)と伝えられ、注目が再燃した。海運大手は3銘柄とも高い。

 商船三井はLNG(液化天然ガス)船の運航隻数が約100隻で世界首位。これを「2028年度までに4割増やし140隻体制にする。30年度には150隻とすることも視野に入れる」と伝えられた。LNGは日本のエネルギー需要の生命線とされ、専用船の増強はエネルギー戦略上も重要な分野になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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