ノジマ、VAIOを完全子会社化し、純国産PCメーカーの未来を支える新体制

■ブランド力と高い品質を維持し、成長ポテンシャルを最大化

 ノジマ<7419>(東証プライム)は1月6日、VAIOおよびその主要株主であるVJホールディングス3(VJHD3)の株式を取得し、両社を完全子会社化したと発表。この株式取得により、ノジマは直接および間接的にVAIOの発行済株式数の約93.2%を保有する。これに伴い、ノジマグループのデジタル関連事業が新たな展開を迎える。

 ノジマは、VAIOのブランド力と高品質を維持しながら、同社の成長ポテンシャルを最大限に引き出す経営方針を尊重するとしている。また、両社の顧客基盤を活用した事業機会の拡大や、ノジマグループの安定的な財務基盤を活かしたVAIO財務戦略の強化を進める方針だ。純国産PCメーカーとしてのVAIOの魅力を国内外でさらに高め、IT・デジタル関連商品の提供を通じて社会貢献を図る。

 ノジマは2025年3月期業績への影響を現在精査中であり、必要に応じて業績予想の修正や関連事項の公表を行う予定としている。同子会社化により、VAIOの事業運営方針に変更はないが、両社のシナジーを最大化することでノジマグループ全体の企業価値向上を目指していくという。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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