アステリアが急伸、3月期末配当予想を50%アップの7円50銭に修正、好感買い先行

■ソフトウェア事業の収益が予想を上回る見込みになり利益予想も増額修正

 アステリア<3853>(東証プライム)は1月7日、14%高の605円(76円高)まで上げた後も11%高の590円前後で売買され、2024年7月以来の600円台に進む急伸相場となっている。6日の15時30分に業績予想の増額修正(純利益は初開示)と配当予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。

 今期・2025年3月期の通期連結業績予想と配当予想の増額修正を発表し、売上収益は従来予想を据え置いたが営業利益は従来予想を9%から50%上回る見込みとし、未定だった純利益(親会社の所有者に帰属する当期利益)は300百万円の見込み(前期は1811百万円の損失)とした。ソフトウェア事業で当初予想より利益が見込まれることに加え、投資先のSpaceX社株式の評価益増によるもの、とした。また、同時に「株主還元方針の変更、期末配当予想の修正(増配)」も発表し、これまで「安定配当」としていた配当方針を今年度の期末配当から「配当性向30%を目標、累進配当」などとし、25年3月期の期末配当予想を前回予想から50%アップの7円50銭に修正するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■SNSが変えた2024年選挙、デジタル時代の政治コミュニケーション  2024年は「選挙イヤー」…
  2. ■今年の漢字『変』、二年連続でトップ  帝国データバンクの調査の結果、2024年の漢字として選ばれ…
  3. ■リサイクル素材使用、サステナビリティにも配慮した機能性リュック  青山商事<8219>(東証プラ…
2025年1月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1.  2024年後半相場では、生成AI(人工知能)関連株が高値波乱に見舞われた際、その隙間を埋める役割を…
  2.  2024年後半相場では、生成AI(人工知能)関連株が高値波乱に見舞われた際、その隙間を埋める役割を…
  3.  2024年後半相場では、生成AI(人工知能)関連株が高値波乱に見舞われた際、その隙間を埋める役割を…
  4. ■波不確定要素が絡む新春相場のスタートか?  2025年新春相場は、出だしの1月早々から気の置けな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る