マーケットエンタープライズは2週間ぶりに高値を更新、リユースプラットフォーム「おいくら」など好調で値動きも追撃買い妙味

■「おいくら」サービスを導入した自治体は12月下旬で全国214に

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は1月7日、再び一段高となり、9%高の1549円(127円高)まで上げて約2週間ぶりに昨年来の高値を更新しながら活況高となっている。ネット型リユース事業で不要品の再活用を支援し、「高く売れるドットコム」や「おいくら」などのサイトを運営、モバイル通信事業なども展開。12月中旬に発表した株主優待制度の拡充を契機に株価は急騰し、その後の調整が浅いため、今期最高益見通しの業績への期待を背景に追撃買い妙味が高まったとの見方が出ている。

 リユースプラットフォーム「おいくら」は、不要品を売りたい方が「おいくら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができる。全国の自治体が、転居などにともなう不要品の減量やSDGsへの取組等を目的に「おいくら」を活用する事例が増えており、12月25日に連携をスタートした沖縄県島尻郡南風原町(赤嶺正之町長)により、「おいくら」サービスを導入した自治体は全国で214にのぼった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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