■第1四半期の売上高71%増加など業績好調なため買い安心感
マルマエ<6264>(東証プライム)は1月7日の後場一段高となり、14時過ぎに9%高の1780円(147円高)をつけて2日ぶりに戻り高値を更新している。半導体製造装置やFPD(フラットパネル・ディスプレイ)製造装置の心臓部に当る真空パーツの開発製造などを行い、2024年12月27日に発表した第1四半期決算(24年9~11月/連結)の大幅増益を受けて株価は翌30日に急伸。年明け初日は一服だったが、7日はNY株式市場での半導体株高を受けて一気に昨年末の急伸を上回る上げ相場となっている。
第1四半期決算(24年9~11月/連結)は売上高71%増加など業績好調だった。7日の活況高は米半導体株高が好感されたとの見方だが、同社は24年10月に東京エレクトロン<8035>(東証プライム)の「グリーンパートナー」に2年連続で認定されたと発表しており、その東京エレクトロン株が7日は13時過ぎに12%高まで上げ、日本の半導体関連株の中でも突出した上げ相場となっている。このためマルマエに対する注目度も格別のものになったとの見方がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)