楽天グループは後場も次第高、楽天銀行の預金残高12兆円を突破、5年で3.6倍、あらためて注目強まる

■楽天証券との口座連携や「デビットカード」「楽天ペイ(アプリ決済)」など好評

 楽天グループ<4755>(東証プライム)は1月8日、前後場とも次第高となり、14時過ぎに7%高の926.9円(56.7円高)まで上げて出直りを強めている。7日、楽天銀行の「預金残高12兆円を突破」と発表しており、あらためて注目し直される相場になっている。

 発表によると、楽天銀行株式会社の預金残高(単体)が2024年12月末に12兆円を突破した。過去の決算資料を見ると、2019年12月期の預金残高は3兆3242億円だったため、5年で3.6倍に拡大した計算になる。楽天証券の口座との連携で預金残高に優遇金利がつくサービスや、タッチ決済(非接触決済)に対応し、簡単スピーディーに支払いができる「楽天銀行デビットカード」や「楽天ペイ(アプリ決済)」などのサービスが好評のようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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