■生成AI人材が最注目、年収1,000万円超えも
ビジョナル<4194>(東証プライム)グループのビズリーチが発表した「2024レジュメ検索トレンド」によると、2024年に企業が最も求めた人材は「生成AI」に関連するスキルを持つ人材であった。
■マネジメントスキルが求められる時代に、プロジェクトマネージャーの需要急増
2024年の採用市場は、生成AIの台頭によって大きく変化した。企業は、生成AIを活用した新サービスや製品開発に力を入れており、AIエンジニアやプロダクトマネージャーといった、AI関連のスキルを持つ人材を積極的に採用している。特に、年収1,000万円以上のAI求人は3年前と比べて約3.5倍に増加しており、2025年もこの傾向は続くと予想される。
生成AIだけでなく、建設業界の人材不足も深刻化している。特に、施工管理技士などの資格を持つ人材は引く手あまたである。また、企業は役職よりも「マネジメントスキル」を重視する傾向にあり、プロジェクトマネージャーの需要も高まっている。さらに、法務、ネットワーク、M&A、そして成長著しいインド市場で活躍できる人材も求められている。M&A件数の増加に伴い、M&A後の統合を推進できる人材の需要も高まっている。
2025年も、企業の即戦力人材に対するニーズは高いままである。ビジネスパーソンは、市場のトレンドを意識して自身のスキルアップを図ることが重要である。また、企業は、多様なスキルを持つ人材を確保するために、採用戦略の見直しが必要となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)