■供給一時停止のため商機を逃す形だが株価材料としてインパクトが
サワイグループHD(サワイグループホールディングス)<4887>(東証プライム)は1月9日、急反発で始まり、取引開始後は6%高の2250.0円(124.5円高)まで上げ、約2週間ぶりに戻り高値を更新している。沢井製薬でインフルエンザ薬の「タミフル」後発医薬品がインフルエンザ流行拡大のため製造が追いつかず供給を一時停止と伝えられ、注目されている。
「沢井製薬『タミフル』後発医薬品の供給を一時停止、インフルエンザ流行拡大で製造追いつかず」(TBSニュース1月9日06:46)などと伝えられ、需要の強さが認識された。供給を一時停止とあって商機を逃す形だが、株価材料としては注目度の強いニュースになっている。「タミフル後発薬のカプセルと水に混ぜて飲むドライシロップ型の供給を一時停止した。カプセルは2月上旬、ドライシロップは1月下旬に供給を再開する予定」(日本経済新聞1月9日付朝刊)という。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)