オンワードHDが再び上値追う、防寒アウターやニットなど好調で月次売り上げに注目集まる

■全店ベースでは新たな連結対象を含め店舗売り上げ41%増加

 オンワードHD(オンワードホールディングス)<8016>(東証プライム)は1月9日、再び上値を追って始まり、取引開始後は6%高の612円(33円高)まで上げて2024年7月以来の600円台に進んでいる。8日発表の月次売上高「2024年12月度月次売上概況」が好調と受け止められており、防寒衣料などの寄与によって2月決算に期待する動きが強まったようだ。

 12月は、既存店売り上げが前年同月比7.9%増加し2か月連続増加した。全店の売り上げは10月から連結対象となったウィゴーの実績を含めて同36.7%増加した。全店売り上げのうち、店舗売り上げは同40.7%増加し、Eコマース売り上げは同27.7%増加した。防寒アウターやニットを中心に売上が伸長したほか、オーダーメイドブランド『KASHIYAMA』を展開するオンワードパーソナルスタイルでは、デジタルマーケティングの強化が新規顧客の獲得につながり、売上が大幅に伸長した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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