■第2四半期は夏物に加え残暑を想定した晩夏商品も好調
ハニーズHD(ハニーズホールディングス)<2792>(東証プライム)は1月9日、急反発となり、8%高の1745円(130円高)まで上げた後も7%高前後で売買され、約2か月半ぶりに1700円台を回復して活況高となっている。8日の15時30分に発表した第2四半期決算で通期の連結売上高の予想を増額修正し、あらためて注目されている。
第2四半期決算(2024年6~11月・累計/連結)は、売上高が前年同期比7.0%増加した一方、営業利益は同8.4%減など、各利益とも減益だった。ただ、各利益ともほぼ前回予想並みで、売上高は予想を上回った。発表によると、機能性素材を使用したアイテムを中心に夏物が好調に推移したほか、残暑を想定した晩夏商品の販売も好調だった。秋冬物は寒暖差の影響があったが、気温に合わせた売場づくりや需要に沿った商品の提供などを推進した。収益面では、商品投入や在庫コントロールを適切に行い、プロパー消化の促進と値引きの抑制に努めた。2025年5月期の連結業績予想のうち、売上高の予想を前回予想比0.8%上回る595億円(前期比5.2%増)に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)