【株式市場】前場の日経平均は720円安、日米金利上昇し円高、原油高もあり3万9000円を割る

東京証券取引所

◆日経平均は3万8469円58銭(720円82銭安)、TOPIXは2679.75ポイント(34.37ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億9042万株

 1月14日(火)前場の東京株式市場は、日米の金利が再び上昇したことや円高、原油高、米半導体株指数の4日続落などを受け、日経平均は179円安で始まったあと次第に下げピッチを強め、午前11時過ぎに857円安まで下押して前引けも720円安となった。中で、PR TIMES<3922>(東証プライム)は好決算と初配当が好感されて値上がり率1位に躍進し、良品計画<7453>(東証プライム)は業績・配当予想の増額修正が好感されて活況高。原油の連日高を受けて出光興産<5019>(東証プライム)なども高い。

 インターアクション<7725>(東証プライム)が底練り圏から急伸し通期業績予想の大幅な増額修正を好感。日本毛織<3201>(東証プライム)は11月決算と今期予想など好感され急反発。ディ・アイ・システム<4421>(東証スタンダード)はきょう四半期決算を発表とされ急伸しストップ高。鈴茂器工<6405>(東証スタンダード)は2日続けて出直りフジTV『週刊ナイナイミュージック(2025年1月15日放送回)』に寿司ロボット登場予定とのことで注目再燃。モビルス<4370>(東証グロース)は第1四半期の赤字急改善など好感されて急伸し一時ストップ高。地域新聞社<2164>(東証グロース)は「優待利回り50%超!」と題した優待拡充に17%高で始まったが寄り天(寄り付き天井)。

 東証プライム市場の出来高概算は9億9042万株、売買代金は2兆2459億円。プライム上場1644銘柄のうち、値上がり銘柄数は254銘柄、値下がり銘柄数は1349銘柄。

 東証33業種別指数は5業種が値上がりし、鉱業、石油石炭、保険、ゴム製品、その他製品、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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