■DXで広がる健康価値の提供、明治が描く未来像
明治ホールディングス<2269>(東証プライム)グループの明治は、2025年1月から、独自のポイントサービス「明治ポイント」の本格運用を開始したと発表。このサービスは、健康価値の継続的な提供を目的としており、明治の商品をお得に購入できるほか、貯めたポイントをクーポンや景品と交換できる仕組みを備えている。新規会員登録者を対象に200ポイントを付与するキャンペーンが実施され、ポイントはすぐに明治商品のクーポンと交換可能である。これまでのテスト運用を経て満を持して提供されるこのサービスは、消費者との双方向コミュニケーションを深化させる新たな取り組みと位置づけられている。
「明治ポイント」の本格運用は、2021年に策定された「明治 栄養ステートメント」に基づくDXマーケティング戦略の一環である。同社は「モノ+コト」を組み合わせたビジネスモデルを構築し、商品価値とデジタルサービスの融合を図っている。この戦略の要として、株式会社Wellnizeを設立し、オープンイノベーションを通じたDX推進と人材育成に注力してきた。また、2024年9月にはWellnizeとの資本提携を実現し、デジタル技術を活用したマーケティングのさらなる進化を目指している。
「明治会員ID新規登録キャンペーン」は2025年1月14日から28日まで実施され、登録者全員に200ポイントが付与される。これらのポイントは明治商品との交換が可能であり、キャンペーンの詳細は専用ページで確認できる。また、2月以降には免疫チェックサービスやザバスアプリのダウンロードキャンペーンなどが予定されており、会員限定の特典がさらに充実する見通しである。明治は、健康・栄養の付加価値ブランドとしての地位を強化し、消費者に広く支持されるサービスを展開していく方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)