【株式市場】前場の日経平均は154円高、一時69円安まで軟化したが半導体株や金融株など高い

◆日経平均は3万8628円61銭(154円31銭高)、TOPIXは2700.64ポイント(18.06ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億9151万株

 1月15日(水)前場の東京株式市場は、米半導体株指数やNYダウの2日続伸などを受け、日経平均は朝寄り直後に301円高まで上げ、中盤に69円安まで軟化する場面があったが前引けは154円高となった。日銀の利上げ観測が漂い買い見送りもあったようだが、みずほFG<8411>(東証プライム)が3%高など銀行、保険株が強く、東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株も総じて高い。ソニーG<6758>(東証プライム)、任天堂<7974>(東証プライム)もしっかり。

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)や古野電気<6814>(東証プライム)、クリ・レス・HD<3387>(東証プライム)が活況高となり第3四半期決算を好感。サカタのタネ<1377>(東証プライム)は第2四半期決算が好感され、THE WHY HOW DO<3823>(東証スタンダード)は第1四半期決算が好感され急伸。ワイエスフード<3358>(東証スタンダード)は株主優待の拡充と記念優待が好感されて急伸し、ペットゴー<7140>(東証グロース)は株主優待の導入が好感されて出直り急激。

 東証プライム市場の出来高概算は7億9151万株、売買代金は1兆8654億円。プライム上場1643銘柄のうち、値上がり銘柄数は1003銘柄、値下がり銘柄数は569銘柄。

 東証33業種別指数は29業種が値上がりし、その他製品、銀行、保険、水産農林、電気機器、小売り、鉄鋼、海運、繊維製品、輸送用機器、陸運、ゴム製品、、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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