パナソニック、工期半減の床材プレカットサービス開始、建築廃材8割削減
- 2025/1/15 13:58
- プレスリリース
■施工品質の安定化と工期短縮を実現
パナソニック ホールディングス<6752>(東証プライム)グループのパナソニック ハウジングソリューションズは1月15日、建築業界が抱える労働力不足の解決を目指し、新サービス「床材プレカットオーダー」を発表した。2025年4月1日から、同社の床材を採用する住宅会社向けに提供を開始する。このサービスは、施工前に「割付図」を確認できる点や、現場での加工作業を大幅に削減できる点が特長である。1月22日から全国で開催される「ハウジングソリューションズフェア」において公開される予定。
「床材 プレカットオーダー」は、建築現場での効率を飛躍的に向上させる画期的なソリューションである。同社のテスト現場では、従来の施工方法と比較して工期が約半分に短縮され、現場廃材を約8割削減する成果を上げた。これにより、施工品質が安定しつつ、現場の美化にも貢献する。価格は3.3平方メートルあたり4,000円(税抜、床材製品代と工事費は別途)で提供される。
この新サービスは、床材の加工精度を高め、建築現場における廃棄物削減を可能にすることで、環境負荷の軽減も期待されている。2025年4月1日から見積もりが開始される予定であり、建築業界の多様なニーズに応えるソリューションとして注目される。業界内外の関心が高まる中、同フェアでの詳細な発表が期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)