ispace、ミッション2のRESILIENCEランダー打ち上げ・分離に成功

■国内外の実験機器を搭載し、月面サービスの実現へ前進

 ispace(アイスペース)<9348>(東証グロース)は1月15日、ミッション2「SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON」において、RESILIENCEランダーの打ち上げと分離に成功したと発表。2025年1月15日午後3時11分に米国フロリダ州ケネディー宇宙センターから打ち上げられ、同日午後4時44分に分離が完了している。

 RESILIENCEランダーには、高砂熱学工業の月面用水電解装置やユーグレナの食料生産実験モジュールなど、6つのペイロードが搭載されている。また、人類の言語と文化遺産を保護したユネスコのメモリーディスクも搭載している。

 ispaceは日本、米国、欧州の3法人体制で宇宙開発を推進しており、2026年には米国法人主導のミッション3、2027年には日本で開発中のシリーズ3ランダーを用いたミッション6を予定している。月への輸送サービスと月面データサービスの提供を通じて、月市場の開拓を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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