ニトリHDが6日ぶりに上げ急反発、米CPIなど受けて円高になり買い材料視される

■月次売り上げも好調で12月の既存店売上高は5.0%増加

 ニトリHD(ニトリホールディングス)<9843>(東証プライム)は1月16日、急反発で始まり、取引開始後は5%高に迫る1万8960円(865円高)まで上げ、6日ぶりの反発基調となっている。円高恩恵銘柄で、今朝の円相場が1ドル156円25銭前後(前日夕方比60銭前後の円高)で始まり、買い材料のひとつになっている。前週発表した12月の月次動向「国内月次売上速報」は好調で、既存店売上高が前年同月比5.0%増加した。

 円相場は、米国で15日に発表された12月CPI(消費者物価指数)を受けて米国金利が低下したことと、日銀が1月23、24日に予定する金融政策決定会合で利上げを行うとの予想が優勢になっていることなどを受け、円高に傾く展開となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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