■人工関節などの大手、第2四半期の売上高は中間期として最高に
日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は1月16日、2日続伸基調となり、638円(28円高)まで上げた後も630円前後で売買され、一段と出直る相場になっている。人工関節などの大手で、米国子会社が開発した製品の輸入も行い、円高が好感されている様子。10月末に発表した四半期決算では「円安の影響(▲1.6億円)」(決算説明資料より)としたため、円高が追い風になる銘柄として注目が再燃したようだ。
整形外科領域の医療機器を中心に「商社機能」と「開発主導型メーカー機能」を融合した独自の事業を展開し、米国子会社が開発した製品の輸入も行う。第2四半期(2024年4~9月・累計:中間期)の連結売上高は118.17億円(前年同期比7.9%増)となり、中間期としては最高を更新した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)