■トランプ氏の大統領就任や日銀の利上げ観測などあり個別銘柄に関心
アイビー化粧品<4918>(東証スタンダード)は1月17日、急反発となり、取引開始後は14%高の456円(55円高)まで上げてスタンダード銘柄の値上がり率1位に躍進し、約1か月ぶりに450円台を回復している。16日に「『MAO阻害剤』の特許取得に関するお知らせ」を発表し、買い材料視されている。全体相場が重く、米トランプ氏の大統領就任(20日)後の政策や日銀の利上げ観測などが注視される中、期待材料のある中小型株に資金シフトする動きがあるようだ。
発表によると、「MAO阻害」は、水を含んでもよいアルコールを抽出溶媒とするユキノシタの抽出物を有効成分とする MAO-Aの酵素活性に対する阻害剤。「適切量を服用や摂取や塗布することにより、うつ病、パーキンソン病、皮膚の障害や老化など、モノアミン神経伝達物質の不活化が発症や症状の進行に関与する疾患の予防効果や治療効果を期待することができ」る、などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)