2024年12月暗号資産取引ランキング:リップルがトランプ政策期待で2024年12月取引首位に

■SEC新委員長人事で価格続伸、新規NACも10位にランクイン

 GMOフィナンシャルホールディングス<7177>(東証スタンダード)の連結会社であるGMOコインは1月20日、2024年12月の暗号資産取引ランキングを発表した。トランプ次期大統領がSEC次期委員長に暗号資産推進派のポール・アトキンス氏を指名する方針を示したことを受け、リップル社とSECの裁判に進展の兆しが見えたことから、リップル(XRP)が販売所、取引所ともに1位を獲得した。また、12月13日より取り扱いを開始したIEO第2弾「NOT A HOTEL COIN(NAC)」が初登場で10位にランクインしている。

 2024年は、ビットコイン(BTC)の半減期イヤーとして幕を開け、暗号資産マーケットが活気を帯びた1年となった。1月には米国で現物ビットコインETFが上場し、11月にはトランプ氏の次期大統領当選を受けてビットコイン価格が史上最高値を更新するなど、歴史的な節目の年となった。過去の半減期後は上昇トレンドが継続する傾向があり、2025年の相場動向にも注目が集まっている。

 GMOコインでは、相場状況に応じた多様なサービスを展開している。「つみたて暗号資産」では、定期的な自動購入が可能で、少額投資や価格変動リスクの抑制を目指す投資家向けのサービスを提供している。また、「ステーキング」では対象暗号資産の保有による報酬獲得が可能である。さらに「貸暗号資産ベーシック」では、保有暗号資産の貸出により最大年率10%の貸借料を得られるサービスを展開している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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