アマノ、「ナンバープレート認識入退管理システム」販売開始、人手不足解消

■カメラでナンバープレートを読み取り、入退場履歴を自動記録

 アマノ<6436>(東証プライム)は1月20日、「ナンバープレート認識入退管理システム」の販売を開始したと発表。同システムは、カメラによる車両ナンバープレート認識を通じて、入退履歴や滞留時間をクラウド上でリアルタイム管理する仕組みである。人手不足や人件費の高騰に対応する効率的な管理方法として注目されており、非接触型で迅速かつ正確なデータ収集が可能となる。COVID-19以降、対面受付を避けたい需要にも応えるソリューションである。

 2023年、国が荷役作業時間を短縮するガイドラインを発表し、アナログ管理からデジタル化への移行が急務となった。これに対し、アマノはパーキングシステムの技術を応用し、サーバー導入費用を抑えつつ、クラウド型のシステムを提供することで多様なニーズに対応する。同システムは未登録車両やブラックリスト車両を検知し、セキュリティ面でも貢献する。

 同システムは、初期費用と月額料金(1レーン5万円より)で導入可能である。Webブラウザによるリアルタイム管理、履歴データのCSV出力、条件検索機能など柔軟な運用が可能だ。また、ゲートの有無を選択でき、車両停止を避けた運用や、未登録車両の規制を重視した運用も対応する。企業の効率化と競争力向上を強力に支えるシステムである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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