ティーケーピーが5日続伸、エスクリとの提携進化や自社株買いなど連日好感

■自社株買いは上限214万株(発行株数の5.05%)

 ティーケーピー<3479>(東証グロース)は1月21日の後場一段と強含んで始まり、取引開始後は7%高に迫る1507円(93円高)をつけて5日続伸基調となっている。1月14日に第3四半期決算と業績予想の下方修正、自己株式の取得(自社株買い)、エスクリ<2196>(東証スタンダード)との提携進化などを発表し、翌日から連日高となっている。

 自社株買いは、取得株式総数214万株(自己株式を除く発行済株式総数の5.05%、上限)、取得総額35億円(最大)、取得期間は2025年1月15日から同年5月23日までの予定。

 同社は2020年7月にエスクリの普通株式170万株(約12%)を政策投資目的で取得し、資本業務提携契約を締結した。このたび、これまでの業務提携を更に進化させることに加え、エスクリの中長期的な経営基盤の安定を企図し、エスクリの発行済A種種類株式を譲受することとした。A種種類株式に議決権はなく、譲渡制限があるが、優先配当率10.0%に設定されており、A種種類株主は普通株主に優先して配当を受けることができる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  2. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…
  3. ■脱炭素とデジタル革新:万博から広がるビジネスチャンス  本日2025年4月13日に開幕した大阪・…
  4. ■関税不安の裏で進む金市場の静かな熱気  トランプ関税による世界同時不況懸念が強まり、金先物価格が…
  5. ■トランプ政権の暴走がもたらすリスク回避の波  こんな言い方をしたら今の若い市場参加者の方々にはイ…
  6. ■関税応酬が金融市場を直撃!パンデミック以来の暴落規模に  2025年4月4日、ニューヨーク株式市…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る