フジ・メディアHDは4日続伸基調、「CM差し止め350本」などと伝えられたが買い続く、業界再編などの思惑あるもよう

■MBO(自社による買収)による株式非公開化の可能性なども想定か

 フジ・メディアHD(フジ・メディア・ホールディングス)<4676>(東証プライム)は1月22日、4日続伸基調で始まり、取引開始後は5%高の1925.0円(102.0円高)まで上げ、約1か月ぶりに戻り高値を更新している。タレント・中居正広さんのトラブルにフジテレビの社員が関与していたと伝えられた件を巡り、「フジテレビCM差し止め75社に、ACジャパン差し替え350本超」(毎日新聞のニュースサイト1月21日20:27)などと伝えられたが、株価は連騰となっている。一説では、業界再編への連想や株式の非公開化への連想などが働いているとの見方が出ている。

 同社株を買う理由として、同業他社によるM&A(買収)をイメージする動きや、投資ファンドなどとともに行うMBO(自社による買収)で株式を非公開化して再建をめざす可能性への期待などが出ているもようだ。どちらにしてもTOB(株式の公開買付)が行われる可能性があるため、TOBへの応募などを想定して先回り買いする動きが出てるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  2. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…
  3. ■脱炭素とデジタル革新:万博から広がるビジネスチャンス  本日2025年4月13日に開幕した大阪・…
  4. ■関税不安の裏で進む金市場の静かな熱気  トランプ関税による世界同時不況懸念が強まり、金先物価格が…
  5. ■トランプ政権の暴走がもたらすリスク回避の波  こんな言い方をしたら今の若い市場参加者の方々にはイ…
  6. ■関税応酬が金融市場を直撃!パンデミック以来の暴落規模に  2025年4月4日、ニューヨーク株式市…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る