セブン&アイHDが米投資ファンドの配当倍増要求などで戻り高値
- 2015/11/4 13:23
- 株式投資ニュース
セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1・売買単位100株)は後場寄り後に一段高となり、6%高に迫る5759円(306円高)まで上げて戻り高値を更新した。前週後半に米国の投資ファンド、サード・ポイントが投資していることが伝えられ、日本経済新聞の3日付朝刊が同ファンドのダニエル・ローブ最高経営責任者が配当を2倍に引き上げるべきだと述べた、などと伝え、思惑が盛り上がった。8月に2000年以降の相場で最高値となる5998円まで上げ、10月8日に発表した四半期決算は最高益を更新。UBS証券が4日付で目標株価を従来の5200円から6500円に引き上げたと伝えられたため、8月の高値を更新するコースを想い描く様子もある。