サクシード、生成AI教育企業を子会社化、教育DX推進に新戦略
- 2025/1/24 07:54
- IR企業情報
■生成AIで個別最適な学習環境を実現、教育の質向上へ
サクシード<9256>(東証グロース)は1月23日、教育特化型生成AI企業である「みんがく」を子会社化すると発表。この決定は、教育現場における教員の業務負担軽減と教育の質の向上を目指す両社のビジョンが一致したことによるものである。サクシードは、教育人材支援や個別指導教室事業などを展開しており、みんがくの「スクールAI」プラットフォームを活用することで、教育分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる。
みんがくは、東京学芸大学など複数の大学と共同研究を行い、教育AIサミットやハッカソンを主催するなど、「生成AI×教育」の分野で高い評価を得ている。文部科学省のガイドラインも教育現場での生成AI活用を推進しており、両社は生徒一人ひとりに最適化された学びの提供を目指している。サクシードは、この子会社化により、学習塾業界における差別化や新たな成長領域の開拓を計画している。
株式取得の詳細は、佐藤雄太氏から200株を譲受し、第三者割当増資で710株を引き受け、合計910株(53.2%)を取得する。取得価額は約1億600万円で、2025年4月に子会社化が完了する予定である。サクシードは、「教育と福祉」の分野で革新的なソリューションを提供し、持続可能な未来の創造を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)